馬肉料理のルーツを探りましょう

馬肉はいつ頃から食べられて、なぜ馬肉文化が広がったのでしょうか?

天武天皇により、牛や馬、そして犬や猿、鶏の肉を食べてはいけないといった肉食禁止令が675年に発令されていることから、この時代の頃から馬肉が食べられていたと考えられています。
そして、一般的に馬肉や馬刺しといった食文化が広がっていったのは、熊本県に伝わる説が有力となっています。熊本藩の藩主であった加藤清正が朝鮮出兵に向かった際、食料がなくなり困り果てた挙句、軍馬を食べてしまったというのがそのルーツとなっています。そして、その馬肉の味をしめた者たちが帰国後も熊本を中心に馬刺しを食べたことから、それがやがて日本の各県に広がっていったとされています。

馬肉は健康食材!?

前述の朝鮮出兵の時代も、馬肉は発熱を下げてくれる治療薬として使われていたとされています。現在でも馬肉は健康的な食材として扱われており、ある新聞記事では食肉の中でも寄生虫が住みにくいため、生食も可能だと書かれており、今も昔も馬肉は刺身が人気なのは変わらないようです。そして、馬肉は桜肉とも呼ばれています。ではその桜肉、この呼び名はどこから来ているのでしょうか?

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桜肉の名前の由来にはこのような諸説があります

馬肉は桜肉といった呼び名もありますが、この名前の由来にはどのようなことがあるのでしょうか?由来は諸説あります。
まず1つ目は馬肉の切り身から来ているという説です。
馬肉の切り身は新鮮であればあるほどとてもきれいで、うすいピンク色をしています。そしてその薄いピンク色の肉をまるで花びらのように並べると、桜のように見えます。このようなことから馬肉を桜肉と呼んだという説です。
2つ目は千葉県佐倉から来ているという説です。
千葉県佐倉市には江戸時代、とても優れた馬が育つ地として有名だったため、馬と言えば佐倉といったことが知れ渡っていました。そんなことから馬肉も桜肉になったというのがこの説になります。
3つ目は隠語から来ているという説です。
江戸時代は今のように肉を自由に食べることができませんでした。そして、肉を食べる際、監視から逃れるために隠語で話す必要があったため、鹿はもみじ肉、イノシシはぼたん肉、馬は桜肉と呼ばれるようになったというのがこの説です。
最後が坂本竜馬の歌から生まれたという説です。坂本竜馬が歌った歌の中に馬に桜といった言葉があり、そこから馬肉が桜肉になったという説です。
いずれの諸説にせよ、今では桜肉と言えば馬肉と定着しています。

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