イタリア料理とトマトの歴史

実は意外とあたらしいトマト

イタリア料理でよく使用されている食材としてあげられるのがトマト。
ではトマトは一体いつ頃からイタリア料理で使用されるようになったのでしょうか。
それは18世紀になってからのことです。

トマトが食卓に登るまで

もともと、トマトはヨーロッパにはありませんでした。
当時のトマトはメキシコなどで栽培されており、16世紀ごろにコロンブスがトマトの苗木ヨーロッパに持って帰ったことで、ヨーロッパでもトマトが栽培されるようになったのです。
ですが、このときは鑑賞する目的で栽培されており食べられてはいませんでした。
それは「トマトには毒がある」と言われていたからです。
トマトはナス科の植物なのですが、当時のヨーロッパには毒をもつナス科の植物が多く、赤い果実をつけるトマトは毒を持っているのではないかと多くの人々から疑われていました。
普段は食べられることはなかったトマトですが、飢饉に陥ったら話は別です。
ほかに食べ物がないことから、観賞用のトマトを食べたという方が各地で出てきました。
トマトには毒があり、食べた人は死んでしまうと思われていましたが、実際には生き延びていたことからトマトは毒を持っていないことがこのときに証明されることになります。
こうして「トマトには毒がない」ということが徐々に広まるようになり、18世紀にもなると、トマトをつかった様々な料理が誕生することになりました。

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乾燥パスタがトマトを後押しした

イタリア料理にトマトが登場するようにはなりましたが、あくまでもイタリア料理の一部で使われるだけであり、今のように定番になったわけではありません。
そのトマトが今のようにイタリア料理の主役になったのはいつのことでしょうか。
それが19世紀に乾燥パスタが大量に生産されるようになってからのことです。
イタリアでは「15種類の手打ちパスタが作れないと嫁に行けない」と当時は言われていました。
言い換えれば手打ちパスタはそれだけ作るのに手間がかかるということになります。
そのパスタが工場で大量に生産されるようになり、簡単にパスタが味わえるようになりました。
このときに1つ問題となったのが「何をソースにしたら良いのか」ということです。
そのときに登場したのがトマトソース。
トマトの酸味が乾燥パスタとマッチし好評を得たことにより各家庭でトマトソースが使われるようになりました。
こうして乾燥パスタが大量に食卓に登場するようになった結果、トマトソースはイタリア料理の主役に躍り出ることになりました。

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